社員一人ひとりの思考力の育成

「高める」

当社は、社員一人ひとりの思考力を如何に育てることを重視し、「企業の発展は、社員一人ひとりのプラス思考によってこそ」。

人間が伸びるためには、まずきちんと理屈が分かることが必要で、社員には、仕事を通じて「論理性」、「柔軟思考」と「理解力」の向上を求めます。また同時に、他人に感謝できること、すなわち「人間性」を重視した教育に力を入れています。

仕事以外のQCサークル活動などでも、「論理性を持ちなさい、柔軟思考を持ちなさい」とさかんに指導しています。これは仕事をするうえで最も基本的なことで、きちんと理屈が分かる人間になって欲しいと願っています。

また、
 ・自分の仕事を理解し、全体の流れをよく知る。
 ・どうすればもっと良くできるのか
というふうに、社員一人ひとりの「考える力」を育てていくことが、会社の成長にとって最も大事なことです。

日々の行動ひとつとして、納得しないことには、1日は終わりません。特に仕事では、納得して完成させなければ、やったぞ!という達成感もなく質の向上はありません。
「ただ業務にしたがい仕事をする」のではなく「これがこの先何に繋がっていくのか」と、終わりを思い描くことで効率は各段に上がり、また周囲へ与える影響も拡がります。

この思想のもと、(株)名古屋精密金型では、様々な社員教育制度及び提案システムに力を入れています。

社員の育成活動

活動・制度 内 容
QC活動 各サークルごとにそれぞれの問題点を洗い出し、QCストーリーにのっとって対策、歯止めを考え、QC発表会を開催。1988年より実施。
改善報告活動 日常業務の中で、個人が実施した全ての改善、または提案を部門長経由で社長まで報告。内容によって手当てを支給。
新入社員研修 4日間の社外研修のほか、1週間の社内研修では、会社の基本姿勢、実務について担当上司から講義を受ける。その他、実務研修期間は3ヶ月~1年間で、各工程を巡回。
管理者研修 技術ばかりではなく管理者としての資質を身に付けるため、役職者または候補者には、「管理能力」「人間力」を向上させる研修を実施する。期間は通信教育も含めて半年~1年間。
新型報奨金制度 一つ一つの製品について、携わった部門が検収後にコスト、品質、納期面についてそれぞれ評価を下し、社内合格ラインを超えたものには部門に報奨金が出される。この記録は、合格基準に達しなかった製品についても、次回への反省材料として活かされる。
海外実習生受入制度 海外拠点の技術力向上と連携の強化を目的として2011年より海外拠点の社員を日本工場に受入れ、教育を行っている。
実習で習得した技術と日本語により、各拠点間の連携だけでなく、お客様からの海外への出張要請にも応えられるグローバルな社員を育てる制度。

「資格取得のサポート」

社員の「手に職」を応援
実務に関連のある資格に関して、公的機関が実施する試験の受験費用や、研修費用を会社が負担します。
さらに取得後は、規定により資格手当も毎月支給しています。

<資格取得者>
・プラスチック成形技能士  1級 2名
・プラスチック成形技能士  2級 2名
・フライス盤作業      1級 1名
・フライス盤作業      2級 1名
・金型仕上         2級 1名

「積極的な社員になるために」

上記の活動・制度のほかにも、社員育成のために様々な研修を設けております。
コンサルタントを招いての講習や、社外の研修会やセミナーへの参加もあります。

今日より明日、今より未来へ。
当社では社員の「高める」(社是)意識を継続させるよう様々な工夫をしています。
これが継続的な技術革新と研究開発を促す源流になっていると考えているからです。

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株式会社名古屋精密金型 プラスチック金型の設計、製造

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